石崎の教える葬儀の知識ブログ

葬儀の準備を進めることをきっかけに、個人が使っていた部屋の片づけを始める方も多く、遺品整理を進めていくことで、部屋をすっきりと片付いた空間にできます。故人のことを思い出して悲しい気持ちになる方もたくさんいますが、大切な物は残して、不用品は片づけていくことで、前向きな気持ちで頑張れるようになる方もいます。遺品整理をしっかりと進めていくことも重要になるため、専門業者に相談をして、必要な物を不要な物を仕分けていくことにも注目です。

宗派によって異なる葬儀のマナーを調べたい場合には、様々な種類の葬儀を扱っている葬儀社のウェブサイトを参考にしたり、各業者に在籍するベテランの担当者に問い合わせたりすることが重要です。特に、信者の数が少ない宗教については、情報を集めるために長い時間が必要となることもあり、早い時期に信頼できる葬儀社を見つけることが大事です。最近では、全国チェーンの業者をはじめとして、ネット上で宗派ごとの代表的なマナーについて無料で公開をしたり、希望者のために専門のスタッフが対応したりしているところもあります。

現代の日本の多くでは葬儀をするにはお葬式をするための会場と火葬場の存在が欠かせません。このうち火葬場は東京の一部を除いてはほとんどが市町村運営となっています。この市町村運営の火葬場は火葬場地域内に住民票がある人とそうでない人とで料金格差が設定されています。その理由の1つはできるだけ地域内住民に割安で利用してもらうこと、そして地域外から利用が殺到するなどして地域内の人に不便が生じないようにするためです。

近年、葬儀社に就職をしたいと願う若者が増えています。最大の要因と言われているのが、数年前に大ヒットした映画ではないでしょうか。納棺師が題材の作品でしたが、所作の美しさが話題となり、多くの賞を受賞しました。ただ、現実は簡単ではありません。必要不可欠な仕事ですが、夜勤も多く激務で有ることは確かです。しかし、故人はもちろんですが遺族の心に寄り添うことで、やりがいを感じられる職業だと言えます。納棺師と呼ばれる職業は、葬儀社のスタッフが兼ねることが大半です。